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失敗しない床材の選び方!部屋別のおすすめと6つの素材を比較

IMG_4995編集.jpg 施工例Ⅰ
「マイホームを建てるなら、おしゃれな床にしたい」

「リフォームで床を新しくしたいけれど、種類が多すぎてどれを選べばいいかわからない」

家づくりやリフォームにおいて、床材選びは室内の印象だけでなく、日々の暮らしの快適性を大きく左右する重要なポイントです。

 

床は壁や天井と違って、常に私たちの身体が直接触れる場所。

だからこそ、見た目のデザイン性だけでなく、肌触り、お掃除のしやすさ、耐久性などを総合的に考えて選ぶ必要があります。

 

そこで今回は、主要な床材6種類の特徴を比較。

さらに、後悔しないための「部屋別のおすすめ床材」と「選び方のポイント」をご紹介します。

 

 


 

 知っておきたい床材の基本!主要6種類の特徴とメリット・デメリット 

日本の住宅でよく使われる床材は、大きく分けて6つの種類があります。

まずはそれぞれの特徴と、メリット・デメリットを押さえましょう。

 

① 無垢(むく)フローリング         

無垢フローリング.jpg WOODONE

無垢フローリングとは、天然木をそのまま切り出して作った一枚板の床材です。

 メリット

  天然木ならではの美しい木目と温かみがある

  足触りが柔らかく、冬でも冷たく感じにくい

  調湿作用があり、夏でも素足でサラサラと快適

  経年変化(色の深み)を味わいとして楽しめる

 デメリット

  湿気や乾燥によって木が伸縮し、隙間や反りが出ることがある

  柔らかい木(パインや杉など)は傷や凹みがつきやすい

  水や汚れが染み込みやすく、定期的なワックス掛けなどのお手入れが必要

 

② 複合(複層)フローリング         

image.png 朝日ウッドテック

合板や集成材などの基材の表面に、薄く切った天然木や、木目を印刷した化粧シートを貼り合わせた床材です。

現在の日本の住宅で最も多く使われています。

 メリット

  温度や湿度の変化に強く、反りや隙間ができにくい

  「傷に強い」「ワックス不要」「床暖房対応」など、高機能な製品が多い

  無垢材に比べてカラーバリエーションやデザインが豊富

  大量生産されているため、無垢材より費用を抑えやすい

 デメリット

  無垢材のような経年変化による深い味わいは出にくい

  深い傷がつくと、下地の合板が見えてしまうことがある

  無垢材に比べると、冬場に足元が冷たく感じやすい

 

③ クッションフロア(CF)          

blogimg_1652765810.jpg サンゲツ

塩化ビニール素材で作られた、厚さ1.8mm〜3.5mm程度のシート状の床材です。内側にクッション材が入っています。

 メリット

  ビニール製なので水に非常に強く、汚れてもサッと水拭きできる

  施工が比較的簡単で、他の床材に比べて費用がリーズナブル

  クッション性があるため、足腰への負担を軽減し、物を落としたときの衝撃を和らげる

  フローリング調、タイル調、大理石調などデザインが多彩

 デメリット

  重い家具や家電を長期間置くと、クッキリと凹み跡が残る

  ビニール特有の質感を安っぽく感じてしまう場合がある

  熱に弱く、タバコの火などが落ちると溶けてしまう

 

④ フロアタイル               

QyDFmGs0OudhYCAo83HawVMKdk0hxcCrZksPfZ8f.jpeg サンゲツ

クッションフロアと同じ塩化ビニール素材ですが、シート状ではなく、硬質の一枚ずつ独立したタイル状の床材です。

 メリット

  表面のプリント技術が高く、本物の木や石(大理石・モルタルなど)と見紛うほどのリアルな質感

  クッションフロアよりも硬く、家具の凹みや傷に強い

  万が一汚れたり破損したりしても、その部分(1枚単位)だけを張り替えられる

 デメリット

  クッション性がないため、足触りは硬く、冬場は冷たく感じやすい

  タイルの継ぎ目(目地)が多いため、隙間から水が入り込むと剥がれの原因になる

 

⑤ カーペット(じゅうたん)         

nt-491-s_01.jpg サンゲツ

ウールやナイロン、アクリルなどの繊維を織り込んだ床材です。

 メリット

  圧倒的なクッション性と保温性があり、冬でも足元が暖かい

  吸音・遮音性が高く、足音や物音が階下に響くのを防ぐ

  滑りにくいため、高齢の方や室内で飼うペットの足腰への負担を減らせる

 デメリット

  飲み物などをこぼしたときに染み込みやすく、シミになりやすい

  ダニやホコリ、ペットの毛が繊維に絡まりやすく、こまめな掃除機掛けが必要

 

⑥ 畳(たたみ)                

image.png DAIKEN

い草を編み込んだ、日本伝統の床材です。近年では、現代のインテリアにマッチする新素材の畳も注目されています。

 メリット

  適度な弾力性(クッション性)と断熱性があり、座る・寝転ぶのに最適

  い草の香りには高いリラックス効果や空気清浄作用がある

  和紙製や樹脂製の畳を選べば、カビ・ダニに強く、色褪せもしにくい

 デメリット

  天然のい草畳は、日焼けによる変色や擦れによる摩耗が起きる

  水濡れに弱く、放置するとカビの原因になる

  数年ごとに「裏返し」や「表替え」といった定期的なメンテナンス費用がかかる

  

 

まとめ床材比較表

床材の種類 特徴・メリット デメリット
無垢フローリング
天然木ならではの温もりと風合い。経年変化を楽しめる。
傷や水に弱く、定期的なお手入れが必要。価格が高め。
複合フローリング
合板やMDFに天然木やシートを張ったもの。デザインや機能が豊富。
無垢材のような深い味わいは出にくい。
クッションフロア
ビニール製で水に強い。施工が簡単で価格も手頃。
重い家具の跡が残りやすい。熱に弱い。
フロアタイル
塩ビ製のタイル状床材。リアルな質感で部分補修もしやすい。
継ぎ目から水が入り込むと剥がれの原因になることも。
カーペット(絨毯)
遮音性・保温性・クッション性に優れる。滑りにくい。
飲みこぼしなどのシミやダニ・ホコリが気になりやすい。
クッション性・断熱性に優れ、直接座ったり寝転べる。
水濡れや擦れに弱く、定期的な表替え(メンテナンス)が必要。

 

 


 

IMG_7639.jpg 施工例Ⅱ

 【部屋別】暮らしやすさを最大化するおすすめの床材 

家の各部屋には、それぞれ「過ごし方」や「汚れのリスク」が異なります。それぞれの特徴に合わせたベストな床材選びをご提案します。

 

■ リビング・ダイニング:お家の主役だからこそ「心地よさ」と「耐久性」を

家族が最も長い時間を過ごし、ゲストを迎え入れるリビングは、家の印象を決める大切な場所です。

●おすすめ: 複合フローリング(高機能タイプ) または 無垢フローリング

●選び方のヒント
木の温もりを感じながら家族でリラックスしたいなら、裸足が心地よい「無垢フローリング」が一番です。特にオーク
(ナラ)やチークなどの広葉樹は傷に強くおすすめです。
一方で、ダイニングまわりの食べこぼしや、おもちゃによる傷が気になる場合は、傷・汚れ防止加工やワックスフリーの手入れが楽な「複合フローリング」を選ぶと、日々のストレスを減らせます。

 

■ キッチン:水と油の飛び散りに耐える「お手入れ重視」

調理中に水や油、調味料が床に飛び散りやすいキッチンは、何よりも「掃除のしやすさ」が最優先されます。

●おすすめ: クッションフロア または フロアタイル

●選び方のヒント
水拭きや洗剤を使った掃除が気兼ねなくできるビニール素材が最適です。コストを抑えつつ足元の柔らかさを求めるなら「クッションフロア」、LDK全体のおしゃれな雰囲気を崩さず、高級感を出したいなら、大理石調やモルタル調の「フロアタイル」を組み合わせるのがトレンドです。

 

■ 洗面所・トイレ:湿気と水濡れ対策が必須のエリア

お風呂上がりの水滴や、トイレの飛び散りなど、常に湿気と水に晒される過酷な環境です。

●おすすめ: クッションフロア

●選び方のヒント
継ぎ目が少なく、防水性に最も優れた「クッションフロア」が定番かつ最も安心です。アンモニアや洗剤に強い耐薬品性を持つタイプを選ぶと、より長持ちします。本物のタイルにすると冬場に足元が非常に冷え込むため、ヒートショック対策の観点からもクッションフロアが推奨されます。

 

■ 寝室:一日の疲れを癒やす「静かさ」と「温かさ」

ベッドから起きて最初に足が触れる場所。朝一番に「ヒヤッ」としない温もりと、リラックスできる空間づくりが求められます。

●おすすめ: 無垢フローリング(杉やパインなど)、カーペット、または 畳

●選び方のヒント
ベッド派の方には、空気を多く含んで柔らかく温かい「杉やパインの無垢フローリング」や、ホテルのようなラグジュアリー感と吸音性を持つ「カーペット」が向いています。
布団を敷いて寝るスタイルの場合は、調湿作用と弾力性がある「畳」が圧倒的に快適です。

 

■ 子ども部屋:成長に合わせた「安全性」と「メンテナンス性」

おもちゃを落としたり、クレヨンで落書きをしたり、元気に走り回ったりと、最も傷や汚れのリスクが高い部屋です。

●おすすめ: クッションフロア、傷に強い複合フローリング、または 和紙・樹脂畳

●選び方のヒント
幼少期は、転んだときの衝撃を和らげ、階下への足音を軽減してくれる「クッションフロア」や「畳」が安心です。特に「和紙畳」や「樹脂畳」は、お漏らしやジュースをこぼしてもシミになりにくく、ダニも発生しにくいため子育て世代に人気です。

 

 


 

160502_048.jpg 施工例Ⅲ

 床材選びで後悔しないための4つのチェックポイント 

最後に、特によくある「失敗・後悔」を防ぐためのチェックポイントを解説します。

 

① ライフスタイル(子供・ペット)に合っているか

「SNSで見たおしゃれな無垢床にしたけれど、子供がおもちゃを落として傷だらけになり、見るたびにストレスが溜まる...」という失敗は少なくありません。

小さなお子様やペット(犬・猫)がいるご家庭では、多少の傷も「家族の歴史」として愛せる場合を除き、まずは耐久性やメンテナンス性を優先することをお勧めします。

ペットがいる場合は、滑りにくい加工が施された複合フローリングや、部分張り替えができるフロアタイル・吸着カーペットが爪や足腰を守るためにも有効です。

 

② 「足触り」と「冬場の冷え」を考慮したか

デザインだけで床材を決めると、冬になってから「足元が冷たすぎてスリッパなしでは歩けない」と後悔することがあります。

特にフロアタイルや硬い複合フローリングは、熱伝導率の関係で冷たく感じやすい性質があります。

これらを採用する場合は、一緒に「床暖房」を導入するか、冬場にラグを敷くなどの対策をセットで計画しましょう。床暖房を入れる場合は、その床材が「床暖房対応」かどうかの確認も必須です。

 

③ サンプルは必ず「大きなサイズ」を「立てて」見る

カタログの小さな色見本(チップ)だけで色を決めると、実際に部屋全体に敷き詰めたときに「思ったより色が薄い(または濃い)」というギャップが生まれます。

ショールームでできるだけ大きなサンプルを確認しましょう。また、床材を机の上に置いて上から見るのと、床に置いて斜めから見るのとでは、光の当たり方で色の見え方が変わります。実際に床に置いた状態、かつ時間帯(昼の太陽光と夜の電球の光)を変えて確認するのが失敗を防ぐコツです。

 

④ 新素材の「ハイブリッド畳」という選択肢も視野に

「和室は欲しいけれど、お手入れが大変そう」という方には、従来のい草ではなく、「和紙」や「ポリプロピレン(樹脂)」を原料としたハイブリッドな畳が非常におすすめです。

カビやダニの栄養源にならないため衛生的で、日光による色褪せもほぼありません。正方形でフチのない「琉球畳(へりなし畳)」にすれば、リビングの横に設置しても洋風のインテリアを邪魔せず、モダンでおしゃれな空間に仕上がります。

 

 


 

まとめ

あなたの理想の暮らしに寄り添う床材を選ぼう

IMG_6874.jpg 施工例Ⅳ

床材選びは、単に「どれがおしゃれか」という視点だけでなく、「その部屋で誰が、どんな風に過ごすか」という引き算・足し算のシミュレーションが大切です。

 ●木の温もりに包まれて経年変化を楽しみたいなら 【無垢フローリング】

 ●傷や汚れを気にせず、機能性を重視したいなら 【複合フローリング】

 ●水まわりの手入れを楽に、コストを抑えたいなら 【クッションフロア】

 ●本物のような質感と耐久性を両立したいなら 【フロアタイル】

 ●暖かさと静かさ、足腰への優しさを求めるなら 【カーペット】

 ●ゴロゴロ寛げる心地よさと、和モダンの空間を作りたいなら 【畳】

 

それぞれのエリアに最適な床材をバランスよく配置することで、デザイン性と暮らしやすさが両立した最高の住まいが完成します。

雅の家では、お客様のライフスタイルやご予算に合わせて、豊富な施工実績をもとに最適な床材の組み合わせをご提案しております。「実際の肌触りを確かめてみたい」「この間取りにはどの床材が合う?」など、どんな小さな疑問でもお気軽にご相談ください。一緒に理想の家づくりを叶えましょう!

 

 


 

 

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