施工例Ⅰ
内装壁の仕上げは主にクロスを使用することが多いですが仕上げの種類はたくさんあります。
今回は新築やリフォームの際に、お客様が自身で決めて頂くことの多い内壁の仕上げについ
てご紹介いたします。ぜひ参考にしてみて下さい。
クロス仕上げ
一般的な住宅の居室空間で最も多く使われているのが壁紙と呼ばれるクロス。扱いやすいため
施工の手間も少なく、価格も抑えることができるという点でよく使われる素材です。素材によって、
ビニールクロスや紙クロス、織物クロスなどに分類され、それぞれ豊富な商品が揃っています。
施工例Ⅱ キッチンの腰壁には黒板塗装
しっくい壁
漆喰壁は、消石灰に砂と糊などを混ぜて土壁の上に塗るもので、滑らかな表面の日本独自の
塗壁仕上げ。耐久性、調湿性、断熱性、防火性などに優れています。
また高アルカリ性の漆喰は、カビやダニの発生を防ぐ役割があります。抗菌&消臭効果が期待
できるため、生活臭やペット臭などを気にすることなく、快適な空間で過ごすことができます。
しかし、クロスのように接着剤で貼って終わりでなく、養生・下塗り・仕上げ塗りといった工程
を経る必要があり、時間やコストはかかります。
土壁
いわゆる土もの、土壁と呼ばれるものは、数奇屋建築や茶室などにみられます。「京壁」とも
言われ、上塗りの土によって、「聚楽壁」「大津壁」などの種類があります。土壁は自然素材
なのでアレルギーになりにくい特徴があります。
また、職人さんの塗り方で味が変わる面白さがある一方で、技術によって仕上がりが左右され
やすい点などにも注意が必要です。
施工例Ⅲ
木質仕上げ
木質系の製品としての壁材は、天然木化粧合板(突板タイプ)や化粧シートタイプなど。
天然木化粧合板は、合板やMDF（中質繊維板）などの基材に木材の薄い板を張り付けたもの。
化粧シートタイプは、樹脂やオレフィン、紙などのシートに、木目や石目、抽象的な柄など
を印刷し、基材に張り合わせたものです。
施工例Ⅳ
タイル仕上げ
タイルは、耐久性や耐水性に優れるため、主に水まわりに用いられる素材ですが、最近では
居室の床や壁材などでも、取り入れられるケースもみられます。テクスチャーやデザインの
バリエーションも豊富で、さまざまなインテリアに合わせることも可能です。
ただし、耐久性は少し低いため、水回りや結露しやすい場所などには注意しましょう。
まとめ
以上内装仕上げをご紹介いたしました。今回は壁の内装材中心にご紹介しましたが、床材など
他にも内装材は様々な種類があります。内装の素材だけでお部屋の大きく印象が変わることも
あるので、自分の好みや、お手入れのしやすさ、予算感に合ったものを選んでくださいね。
何かありましたらいつでもご連絡ください。
施工例Ⅴ LIXILエコカラット
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