「夏になるとキッチンに熱がこもる」
「料理をしていると、もう少し風が通ればいいのにと思う」
「勝手口を開けて換気したいけれど、防犯面が気になる」
そんな悩みがあるなら、キッチンの勝手口を見直してみるのも一つの方法です。
ただし、「勝手口を新しくすれば涼しくなる」と単純に考えるのはおすすめできません。
キッチンの暑さには、勝手口だけでなく、窓から入る日差し、調理中に発生する熱、空気の流れなど、いくつもの条件が関係しています。
そこで今回は、LIXILリシェント勝手口ドアを例に、採風、断熱、防犯という3つの視点から、交換前に考えておきたいポイントを分かりやすく整理します。
詳しい商品仕様や確認ポイントについては、こちらの記事でも詳しく紹介しています。
(https://lrs.senseproject.jp/?p=3726)
「暑い」と「風が通らない」は同じ悩みではない
夏のキッチンで「暑い」と感じたとき、まず確認したいのは、何が原因になっているのかです。
たとえば、午後になると勝手口付近だけが暑くなるのであれば、ガラス面に当たる日差しの影響が考えられます。
一方で、料理をしたあとにキッチン全体へ熱気が残るのであれば、換気や空気の流れが関係している可能性があります。
窓から強い日差しが入っている場合は、勝手口だけを交換しても、暑さの感じ方が大きく変わらないことも考えられます。
つまり、「暑さを何とかしたい」という一つの悩みでも、日射、断熱、換気を分けて考えることが大切です。元記事でも、勝手口だけでなく窓や方角、日射、換気条件まで確認して原因を整理する考え方を紹介しています。
ドアを開け放さずに風を取り込むという選択
LIXILリシェント勝手口ドアには、採風タイプがあります。
採風タイプでは、ドア本体を閉めてカギをかけた状態でも、採風部分を開けて外気を取り込むことができます。
「換気したいから勝手口そのものを開ける」という方法とは違い、ドア本体を閉じたまま風を取り込めるのが特徴です。
採風部分には網戸も備わっているため、虫の侵入にも配慮されています。
たとえば、
調理後の熱気を逃がしたい
在宅中に外の風を取り込みたい
勝手口そのものは開け放したくない
といった場面では、採風機能を検討する意味があります。
ただし、採風できることと、防犯上すべて閉じて施錠している状態は同じではありません。
外出するときや長時間その場を離れるときは、採風部分を閉じてロックすることが基本です。
夏の暑さを考えるなら断熱と日射を分けて考える
「断熱性能を高くすれば、夏の暑さもすべて解決する」
そう考えてしまいがちですが、断熱と日射は分けて考える必要があります。
断熱は、室内と屋外の温度差による熱の移動を抑えるためのものです。
一方、ガラス面へ強い日差しが直接当たれば、日射による熱の影響も受けます。
そのため、勝手口の向き、日差しが当たる時間帯、周囲の建物やひさしなども確認したうえで仕様を考えることが大切です。
リシェント勝手口ドアでは、高断熱仕様にトリプルガラス、断熱仕様にLow-E複層ガラスなどが設定されています。
単純に「性能が高そうだから」という理由だけで決めるのではなく、自宅の勝手口にどの程度の日差しが当たるのか、採光をどの程度残したいのかまで考えると、選択肢を整理しやすくなります。
勝手口だからこそ防犯も一緒に考える
採風機能が気になる方ほど、防犯についても確認しておきたいところです。
リシェント勝手口ドアには、上下二か所の鎌付デッドボルトが標準装備されています。
鎌状の金具がドア枠とかみ合うことで、扉と枠の結合を強め、こじ破りへの抵抗力を高める仕組みです。
また、採風ロックや、室内側のつまみを取り外せるセキュリティサムターンなど、防犯を考えるための機能も用意されています。
ただし、防犯機能が付いているからといって、侵入を完全に防げるという意味ではありません。
採風しているとき、換気を終えたとき、外出するときでは確認すべき状態も変わります。
「採風したい」と「防犯も重視したい」を別々に考えるのではなく、普段どのように勝手口を使っているのかまで含めて相談することが大切です。
カバー工法なら何でも取り付けられるわけではない
リシェント勝手口ドアでは、現在のドア枠を残し、その上から新しい枠を取り付けるカバー工法が使われます。
既存の壁まわりを大きく壊さずに交換しやすい方法ですが、現在の勝手口の状態を確認せずに商品だけを決められるわけではありません。
既存枠の寸法や状態、開口部分、下枠、外壁や床との納まりなどによって、施工条件は変わります。
また、新しい枠を既存枠の上へ取り付けるため、交換後に実際に通れる幅や高さ、下枠まわりの状態が現在と変わる場合があります。
勝手口は、ごみ出しや荷物の出し入れなど、日常生活で頻繁に使う場所でもあります。
商品写真だけを見るのではなく、「交換後にどのように使うのか」まで確認しておきたいところです。
最初に決めたいのは商品ではなく優先順位
勝手口ドアを検討するとき、最初からガラスやデザインを決める必要はありません。
まず整理したいのは、
風を取り込みたいのか
暑さを見直したいのか
防犯を重視したいのか
明るさを確保したいのか
という現在の悩みです。
採風、断熱、防犯、採光は、それぞれ役割が違います。
すべてを一度に考えると選択肢が複雑になりやすいため、「今、一番困っていることは何か」から整理すると相談しやすくなります。
希望するガラスや採風仕様があっても、現在の枠や開口寸法などによって施工条件が変わる場合があります。
最終的には、希望する性能と現在の勝手口の条件を照らし合わせながら仕様を決めることが必要です。
まとめ 勝手口を見るだけでなくキッチン全体から考える
LIXILリシェント勝手口ドアを検討するときは、「新しいドアに交換する」というところから考えるのではなく、まず現在の悩みを整理することから始めてみてください。
夏のキッチンが暑いなら、日射なのか、熱の伝わりなのか、空気のこもりなのか。
風を取り込みたいなら、勝手口だけでなく、周囲の窓や空気の出口になる場所はあるのか。
採風を重視するなら、防犯面ではどのような使い方をするのか。
こうした条件を一つずつ整理すると、自宅に必要な仕様が見えやすくなります。
トリプルガラスやLow-E複層ガラス、採風機能、防犯機能、カバー工法などについて、さらに詳しく確認したい方は、元の記事をご覧ください。
(https://lrs.senseproject.jp/?p=3726)
勝手口だけを見るのではなく、方角、日差し、窓、換気、日常の出入り方まで含めて考えることが、交換後の「思っていたのと違った」を減らすための大切なポイントです。
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