「窓の外に日よけが欲しい」
「テラスが暑くて、夏はなかなか使えない」
「オーニングを付けたいけれど、今の家にも後付けできる?」
そんなときに候補になるのが、LIXILのオーニング「彩風」です。
彩風は、建物や設置場所が条件を満たせば、既存住宅でも後付けを検討できます。
ただし、窓の上にスペースがあるから、そのまま取り付けられるとは限りません。
壁付けタイプと独立フレームタイプでは確認する場所が違い、窓やシャッターボックス、軒、取付面、地面側の条件なども関係します。
詳しい設置条件や選び方はこちらで整理しています。
https://lrs.senseproject.jp/?p=3681
彩風は窓の外で日差しを遮るオーニング
彩風は、キャンバスを窓の外側へ張り出して日差しを遮るオーニングです。
室内に入ってくる日差しを抑えるだけでなく、テラスや窓まわりに日陰をつくることもできます。
必要なときにキャンバスを広げ、日差しを取り込みたいときには収納できるのも特徴です。
ただ、大きく張り出せばそれでよい、というわけではありません。
太陽の位置は時間帯や季節によって変わります。
室内への日差しを抑えたいのか。
テラスで過ごす場所に日陰をつくりたいのか。
どの時間帯の日差しが気になっているのか。
こうした使い方から考えることで、必要な出幅や取付位置も見えやすくなります。
壁付けタイプは外壁の状態だけでは判断できない
彩風の壁付けタイプは、建物側へ本体を固定して設置します。
ここで注意したいのが、「外壁に取り付けられそうに見える」と「実際に取り付けられる」は別だということです。
建物には木造、RC造、鉄骨造などがあり、構造によって固定方法や確認する場所が変わります。
さらに、窓の上にはシャッターボックス、軒、雨どいなどがある住宅も少なくありません。
本体を納めるスペースがあっても、固定条件を満たせなかったり、周辺部材と干渉したりすれば、その位置には設置できない場合があります。
外壁を大きく壊して取り付ける商品というわけではありませんが、壁付けでは建物側への固定工事が必要です。
そのため、外壁の見た目だけではなく、図面や建物構造まで含めて確認することが大切です。
外壁への工事を避けたいなら独立フレームもある
「外壁には取り付けたくない」
「建物側の条件から壁付けが難しそう」
そんな場合には、独立フレームタイプも選択肢になります。
独立フレームは住宅外壁へ直接固定せず、地面側に設置したフレームへオーニング本体を取り付ける方式です。
ただし、こちらも「外壁を使わないから、どこでも置ける」というものではありません。
フレームを設置できる場所があるか。
地面側で施工できる条件が整っているか。
窓や出入口の動線を邪魔しないか。
希望する場所まで日陰をつくれるか。
建物側ではなく、今度は敷地側の条件を確認する必要があります。
壁付けと独立フレームのどちらが向いているかは、見た目だけではなく、住まいの条件から考えることになります。
シャッターボックスや軒下にも付けられる?
既存住宅への後付けで気になるのが、窓上のスペースです。
特にシャッター付きの窓では、
「シャッターボックスの上に取り付けられるの?」
という疑問も出てきます。
彩風には、取付スペースが限られる場所を検討しやすい薄型のタイプがあります。
ただし、本体ケースだけが納まればよいわけではありません。
シャッターボックスから軒までの空間、雨どいとの位置関係、本体を固定する場所、キャンバスを張り出す前方のスペースなども確認します。
写真だけである程度分かることもありますが、実寸や固定条件まで判断できない場合は現地確認が必要です。
日陰だけでなく人の動きまで考える
彩風を選ぶときに見落としやすいのが、生活動線です。
「できるだけ大きな日陰をつくりたい」
そう考えて出幅を大きくしても、実際に張り出したときの前枠が人の動きを妨げてしまっては使いにくくなります。
掃き出し窓から庭へ出る。
テラスにテーブルや椅子を置く。
洗濯物を干す。
庭を行き来する。
住まいごとに屋外の使い方は違います。
取付高さ、出幅、キャンバス角度と、実際の暮らし方を一緒に考えることがポイントです。
強風や雨のときは出したままにしない
彩風は屋外で使う設備だからこそ、天候への対応も知っておく必要があります。
強風や突風が予想される場合には、キャンバスを事前に収納します。
所定の条件を満たせば雨よけとして使える場合もありますが、激しい雨、長時間の雨、降雪時などに出したまま使うものではありません。
センサーを選べる仕様もありますが、センサーがあるから突風への備えが不要になるわけではありません。
「自動で動くから任せておけば大丈夫」と考えず、天気予報や空模様を見ながら早めに収納する使い方が基本です。
手動か電動かは暮らし方から選ぶ
操作方法にも違いがあります。
手動式はクランクハンドルで開閉する方式。
電動式ではスイッチ操作ができ、リモコンを使える仕様や、電動と手動を組み合わせたタイプもあります。
どれが上という話ではありません。
一日に何度くらい動かすのか。
室内から操作したいのか。
停電時にも手動で操作したいのか。
実際に使う場面を想像して選ぶことが大切です。
まずは写真や図面から確認してみる
彩風を検討したからといって、すべての住宅で最初から現地調査が必要とは限りません。
建物全体や設置希望場所の写真、窓から軒までが分かる写真、建築図面などがあれば、先に確認できる内容があります。
そこで壁付けが検討できそうなのか。
独立フレームの方が向いていそうなのか。
現地で何を確認する必要があるのか。
順番に整理していけば、検討も進めやすくなります。
「彩風を後付けしたいけれど、自宅の場合はどう考えればいい?」
そんな方に向けて、壁付けと独立フレームの違い、シャッターボックスや軒下の確認ポイント、日よけ範囲、強風や雨天時の使い方まで詳しくまとめています。
詳しくはこちらをご覧ください。
https://lrs.senseproject.jp/?p=3681
見た目だけで「付く・付かない」を決めず、住まいの条件と実際の使い方を一つずつ確認していくことが、後付け後の「思っていたのと違った」を減らすことにつながります。
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