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高まる「節電」への関心と、「窓の断熱」リフォームが今おすすめなワケ

ウクライナ情勢などの影響で燃料価格が高騰し、家計を圧迫している電気料金。

食品や生活用品の値上がりも相次ぎ、正直もういい加減にして!という気分ですが、そんななか、人気のインテリア写真共有サービス「RoomClip(ルームクリップ)」が、興味深い調査結果を発表しました。

この記事では、その内容と、皆さまに今おすすめしたい節電方法について、ご紹介します。

「節電」とともに関心が集まる「断熱」

ルームクリップが発表したのは、利用者の投稿写真や検索キーワードのうち、「節電」に関連したデータを抽出して分析した調査レポート。

それによると、「節電」を含むキーワードの検索率が2022年12月から劇的に増加しており、2021年12月のデータに比べると、実に15倍にのぼっていることがわかったのだとか。

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すでに昨年9月ごろより燃料調整単価が上がり始めているうえ、この4月から電力大手が相次いで電気料金の値上げに踏み切ることなどもあり、節電対策に関心が集まったと見られています。

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ルームクリップによれば、投稿内容も、電気料金が跳ね上がったことへの不満や、節電にまつわる工夫などが注目を集めたそうです。

また、併せて興味深かったのが、「断熱」という検索ワードの動きで、こちらも「節電」と同様、2022年12月に検索率が急増。さらに、「断熱」と合わせて使われているワードでは、「寒さ」「窓」「カーテン」などが見られました。

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参照:
RoomClip住文化研究所「電気代高騰が暮らしをどう変えている?2023「節電」事情最前線」(外部リンク)

内窓設置で電気代も節約?

ルームクリップのレポートから、窓の断熱対策による節電効果に着目している人が増えていると推察されますが、確かに、窓などの開口部は外気と直接触れる分、熱が奪われてやすい場所と言われています。

こちらの記事でもご紹介していますが、室内の熱の6割は窓から逃げてしまうのだとか。

そんな窓の断熱をお手軽にできる対策としておすすめしたいのが、今ある窓にもう一つ窓をプラスする「内窓」。外窓との間に空気の層が生まれることにより、断熱効果をもたらすと言われています。

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たとえばLIXILの内窓「インプラス」を例に取ると、枠本体が熱伝導率の低い樹脂でできていることもあり、室内の熱が外に伝わりづらく、インプラス設置前後で室温が7度(※)も変わるのだとか。

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※外窓(単板ガラス3mm)+インプラス(Low-E複層ガラス)の場合/サーモグラフィー撮影条件:室外温度0℃、室内温度20℃

また、インプラスはさまざまなタイプのガラスを選ぶことができるため、紫外線や日射熱などをカットしてくれる高機能ガラス「Low-E複層ガラス」と組み合わせれば、外からの熱が遮断され、夏場の冷房効率の向上も期待できます。

このように、窓の断熱性能がアップすることで冷暖房の使用頻度が減少すれば、電気代の節約にもつながっていくはずです。

実際、LIXIL調べでは外窓のみの場合と比較すると、インプラス設置後は毎月の暖冷房費が約1,400円節約できると言います(※)。

参照:
インプラス/インプラス for Renovation/インプラス浴室仕様:6つのメリット(外部リンク)

※算出条件
シミュレーション地区:東京
●熱負荷計算プログラム「AE-Sim/Heat」((株)建築環境ソリューションズ)を用いて算出した年間暖冷房負荷を、「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法および解説Ⅱ住宅」((一財)建築環境・省エネルギー機構)に基づきエネルギー消費量、暖冷房金額に換算。 ●住宅モデル:2階建て/延べ床面積120.08㎡/開口部面積:32.2㎡ 「平成25年省エネルギー基準に準拠した算定・判断の方法および解説 Ⅱ住宅」標準住戸のプラン ●想定家族:4人家族 ●想定暖冷房機器:エアコン、暖房:20℃/冷房:27℃・60% ●運転方法:間歇運転 ●計算地域:拡張アメダス気象データ2000年版(標準年) ●住宅断熱仕様:昭和55年省エネ基準適合レベル ●開口部仕様:居室の9窓にインプラスを設置 ●遮蔽物:居室の8窓にレースカーテン、和室にインプラスを併用 ●ガラスの性能値は、JIS R3106:1998、R3107:1998に基づき求めた値を使用しております。 ●電気料金単価:27円/kWh(税込み) ※1年間のシミュレーションを12か月で割った平均値
※住宅の大きさや間取り、機器類、生活者人数、生活パターン、地域によって数値は異なります。目安としてご利用ください。

今なら内窓リフォームに国から補助金も

とはいえ、節電のためにリフォームなんて、出費の面では本末転倒!という方もいらっしゃるでしょう。

それでもなお、内窓設置をおすすめしたい理由は、今なら国からの援助を受けられる可能性があるから。

利用できる制度は「こどもエコすまい支援事業」と「先進的窓リノベ事業」。いずれも、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、一般家庭の省エネ化推進を目的とした「住宅省エネ2023キャンペーン」の一環で実施されている、国の事業です。

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この制度のポイントは、対象の工事であればすべての世帯に補助金が支給されることと、補助額が大きいこと。特に「先進的窓リノベ事業」では、内窓を含む窓のリフォームに対し、最大で200万円が支給されます。

詳しくは、下記のページでご紹介しているので、ご興味がある方は目を通してみてくださいね。

関連記事:
3つの補助金を上手に活用してお得にリフォーム

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節電にもつながる、窓の断熱対策。すでに内窓設置を検討されている方や、お家の断熱に悩んでいる方は、この制度を利用しないのは損。予算に達し次第、交付申請の受付終了となるので、興味のある方はお早めに動かれることをおすすめします。

なお、この補助金を申請できるのは登録事業者のみ。ベストリホームはご相談・申請手続きに対応しておりますので、お気軽にご相談くださいね。

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