埼玉県 三郷市H様倉庫 2026年6月12日
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今回は、埼玉県三郷市にて施工をいたしました「貸倉庫の金属屋根リニューアル(重ね葺き工事)」の実績レポートをお届けします。
建物のオーナーであるH様より「倉庫の屋根がだいぶ古びてきたため、大きなトラブルが起きる前に補強したい」とのご要望をいただきました。綿密なドローン・目視調査の上、下への影響や稼働ロスを出さず、コストパフォーマンスを最優先にできる「カバー工法」をご採用いただきました。
商業用ビルや工場・倉庫の維持管理でお悩みの方は、ぜひ今後の参考にしてください。
◆ 施工データ一欄(埼玉県三郷市・H様貸倉庫)
工事種別: 金属折板屋根カバー工法(ガルバリウム鋼板・折板88型)
主要資材・数量: * 下地用・改修タイトフレーム一式:184組
折板88タイプ高耐食金属屋根:229m
古い鼻隠し・雨樋の撤去+新規部材の設置:57m/12.2m
端末防水処理(W面戸・水上面戸)の配置
レッカー車等を使用した高所への資材揚重
◆ 各プロセスの解説と職人のこだわり
① 万全のセーフティ対策と、劣化した付帯パーツのスクラップ
高所での作業を何よりも安全かつ円滑に進めるため、建物の外周へ強固な仮設足場を隙間なく組み立てます。
それに続き、新設する金属屋根を細部まで一切の歪みなく納めるため、これまで建物を支えてくれた古い雨樋(12.2m)と鼻隠し板(57m)を綺麗に取り外していきました。
② 新しい強固な屋根を支える「タイトフレーム」の敷設
既存の古い折板屋根の上から、次世代の屋根材をがっしりとロックするための固定治具「カバー用タイトフレーム」を184セット、緻密に計算された間隔でビス留めしていきます。ここが台風などの暴風にも耐え抜く強靭な新屋根の背骨となります。
③ 大迫力のクレーンワーク!10m超の長尺折板をルーフィング
今回の工事の主役である「折板88タイプ」は、長さが10mを超える一枚物の長尺製品です。搬入後、大型クレーン車を用いて屋根の上へと安全かつ正確に吊り上げました。
ここからはベテラン職人たちの息の合ったコンビネーションにより、計229mの金属ラインをミリ単位で整列させ、確実に緊結していきました。
④ 横殴りの雨や鳥害を完全にブロックする「各種面戸のシーリング」
折板屋根の形状ゆえにできてしまう「山と谷の隙間」は、放置すると強風時の雨の吹き込みや、野鳥・害虫が巣を作る原因になります。
これを防ぐため、「W面戸(24.3m)」と「水上面戸(12.2m)」を全ての隙間に充填し、一滴の侵入も許さない完璧な雨仕舞いラインを形成しました。
⑤ 鼻隠し板の化粧仕上げと、雨樋の新規設置でトータルコンプリート
仕上げのステップとして、建物のエッジを保護してシャープな印象を与える「新規鼻隠し(57m)」を張り、近年増加しているゲリラ豪雨でもスムーズに排水ができる大容量の「新規雨樋(12.2m)」をセットして、すべての工程を完遂しました。
◆ ビフォー・アフター(写真)
▲改修前(Before)
経年による全面的な褪色(色あせ)が見られ、ボルト周辺のパッキン硬化による雨漏りの潜在リスクが非常に高まっている状態でした。
▲改修後(After)
優れた遮熱性と抜群の耐久力を誇る、美しい次世代金属屋根へと生まれ変わりました!
雨漏りの一番の原因となりやすい固定ボルト頭も新品できっちりと密閉・保護されているため、これから数十年にわたり天候を気にせず安心してお使いいただけます。
◆ 現場責任者からのコメント
大型倉庫や生産工場の屋根メンテナンスにおいて、「カバー工法」が選ばれる理由は、「撤去費用や産廃処分費を大幅に浮かせられる点」、そして何より「工事の最中も下の施設での営業・業務を1日も止める必要がない点」にあります。
すっかりリフレッシュされた屋根を見上げたオーナーのH様からも、「これで今年の梅雨や台風シーズンが来ても、テナント様に安心して貸し出せます!」と大変嬉しい評価をいただきました。
H様、この度は大切な資産の長寿命化リフォームを私どもにお任せいただき、心より御礼申し上げます。
大切な工場・倉庫のサビや雨漏り、室内の暑さ対策を後回しにしていませんか?
私たちはお客様の予算や建物の稼働状況に寄り添い、一番メリットの大きい修繕プランをオーダーメイドでご提案します。現地調査からお見積もりの作成までは一切費用をいただきませんので、どうぞお気軽にご相談ください!
| リフォーム部位 |
倉庫屋根 |
| 面積 |
229m2 |
| 築年数 |
35年 |
| 工期 |
3週間 |
| 費用(税込) |
100〜300万円 |
| 建物種別 |
戸建て |
担当者コメント
LIXILリフォームショップ松井産業 営業 松井健司
倉庫の稼働を止めない施工」と「完璧な雨仕舞い」にこだわりました 今回の埼玉県三郷市のH様貸倉庫では、テナント様が通常通り営業を続けられるよう、屋根を剥がさない「カバー工法」を採用いたしました。10mを超える長尺の折板88タイプは、繋ぎ目がないため雨漏りに非常に強いのがメリットですが、そのぶん荷揚げや敷設には高い技術とチームワークが必要です。今回は大型クレーン車を配備し、職人同士の緊密な連携のもと、229mの屋根材をミリ単位の狂いもなく美しく固定しました。また、折板屋根の弱点になりやすい山・谷の隙間には、W面戸と水上面戸を徹底的に詰め込み、雨樋と鼻隠しも全面刷新しています。ただ新しい屋根を載せるだけでなく、「これから先、数十年間一滴の水も漏らさない」**という強いこだわりを持って細部まで仕上げました。H様に「これで安心」と言っていただけて、職人冥利に尽きます。