クリア塗装で艶々に
既存の外壁材の模様をそのまま表すように、クリア塗装を施しました。素敵なまだら模様も艶感が増してとてもきれいですね。塗装は外壁の素材を守るためにとても大切です。コーキングのひび割れ部分や外壁材から雨水が内部に染み込んでくると大変なことになってしまいます。外壁は約10年前後で塗装を施すのが理想です。外壁を定期的に塗装し防水性を適正に保つと、外的要因（風雨、紫外線、寒暖差など）からおうちは守られ、末永く快適にお過ごしいただけます。外壁は下塗り（エポキシ系）・中塗り（シリコン系）・上塗り（シリコン系）の計3回塗装を施しています。
既存の外壁です
既存の外壁は艶がなくコーキングのひび割れも目立っていました。クリア塗装を施すとコーキングのひび割れもそのまま見えてくるので、コーキングも全面的に打ち直しきれいにしてからクリア塗装を施しました。
フェンスのコンクリート部分も塗装しました
屋根・外壁塗装とフェンスのコンクリート部分も塗装しました。コンクリートに塗装することで、表面が保護され汚れも付きにくく、また落としやすくなりました。コンクリート塀も計3回の塗装をしました。
防水性もアップし、雨漏りの予防にも良いです
屋根塗装は外観の美しさを維持するだけだはなく、屋根の劣化を防ぎ、雨漏り防止にもつながります。屋根は年月とともに劣化し、そこから雨が入り込み建物内部の腐食の原因となります。部屋の天井に水シミを見つけたときは、すでに手遅れの可能性があります。屋根だけでなく、建物内部の修復工事が必要となり、多額の費用が必要となることもあります。今現在は屋根に問題が無くてもあらかじめ屋根塗装することで、屋根の寿命を伸ばし、雨漏りを未然に防ぎます。また、屋根塗装の塗料には遮熱、断熱効果があり、夏の暑さ、冬の寒さから建物を守り、室内の冷暖房費用の削減にも期待できます。屋根は錆止め塗装を施し、計3回の塗装を施しました。
雨樋・軒裏天井も蘇りました
雨樋や軒裏天井も艶々と蘇り、まるで新築住宅のようですね。軒天（軒裏天井）は、雨水や紫外線から外壁を守る役割を果す重要な役割を担っています。軒が長いほど、雨水の吹き込みや直射日光の差し込みをさえぎることができます。また、軒が長くて紫外線や風雨に外壁がさらされないほど、塗装の劣化が少なく外壁材が長持ちします。さらに、猛暑が厳しい近年では、太陽光の差し込みを減らし室内の温度を下げるのにとても役立っています。また軒天は燃えにくい素材を使っているので、火事の時に窓からの火の手が建物全体に広がるのを防ぎ、火の回りを抑えてくれています。周囲で火災が起きたときでも、火の粉が外壁に当たるのを防ぎ延焼のリスクも減らしています。軒天は定期的に塗装を施して、健康な状態を保ちましょう。軒天井も計3回の塗装を施しています。
帯板部分のコーキング打ち直し中
帯板部分（1階と2階の境目）のコーキングもひび割れなどの劣化が見られたので、全面的に打ち直しをしました。コーキングにひび割れがあるとそこから雨水が染み込み内部へも侵入する恐れがあります。コーキングを打ち直し、おうちを健康に保ちましょう。
担当者コメント
LIXILリフォームショップ伊藤建設
築15年のお宅の屋根・外壁・コンクリート塀の全面塗装を行いました。塗装工事は屋根材・外壁材などを塗膜保護することで、経年劣化を防ぐことを目的に行います。特に屋根は雨風や紫外線が直接当たるため外壁よりも劣化しやすい箇所です。屋根は住宅を守る大切な役割がありますが、状態を目視しにくいことから気づいたときには劣化が進んでいたということも多々あります。一般的に約10年ごとに塗装工事を施してあげるのが理想です（スレート屋根・トタン屋根・セメント瓦屋根・ガルバリウム屋根）。（日本瓦屋根は必要なし）屋根や外壁の劣化症状の兆候を感じていなくても、定期的に点検をし適切なメンテナンスを行うことで、建物全体の健康状態が保たれます。