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志(ブログ開始117日目)

こんにちは

古民家鑑定士 阿部です。

「戦国と幕末」・・いずれも人気があります。

「大河ドラマ」みているとそれは明らかです。

しかしその大きな違いは

戦国=「欲望」

幕末=「志」

で描かれます。

と「欲望」の違いにあると思います。

戦国は自分たちのために他の領地を奪い合う戦いです。

だから家来が家臣を討つ下剋上が起こるし

部下も家族であっても平気で犠牲になります。

欲望のために命を捨てられる時代です。

幕末は貧しい身分の低い人までもが

真剣に「この国のありかた」のための活動をしています。

志のために命を懸けて活動している。

だから多くの力が集まるし

結果として不可能と思えることが次々と実現できたのです。

だから

戦国は1467年の応仁の乱から1615年大坂冬の陣まで

150年かかっています。

幕末は

1853年の黒船来航から1868年明治元年の明治政府が設立するまで

15年しかかかっていません。

いかに「欲望」が混乱を長引かせ、

「志」が迅速に問題解決と平和と安泰・幸福をもたらすかがわかります。

私は会社経営も同じことだと思います。

欲望でなく

世の中のため、人々のためという「志」には多くの人が力を貸してくれます。

結果として幸福をもたらすことになる。

これは理想論でもなんでもないのです。現実の問題なのです。

日本人の「欲望」と「志」の違いをみても

江戸時代が始まる前と、幕末とで日本人は大きく成長し変わったように思います。

江戸幕府(徳川幕府)から300年間、日本人に一体なにがあったのでしょうか。

実は「教育」だったと思うのです。

江戸時代、寺小屋での日本の教育レベルは高くなっていきます。

そして教育を受けられる割合も高くなっていきます。

当時の寺小屋での教育内容は論語や朱子学などの儒教が中心でした。

それが日本人なりにアレンジされていき、「武士道」となっていきます。

明治にはいって新渡戸稲造が海外で紹介したのがこの「武士道」です。

こうして「仁 義 礼 智 信」の精神的な考え方が日本人に浸透していったのです。

だから幕末になって志士たちは熱く日本のために「志」を高く持てたのです。

つまり「教育」こそが「志」を育てる。

日ごろの教育こそがイノベーションを引き出す力があるのです。

世のため人の為・・・「志」をもって行動することこそが、

かかわる全ての人の「幸福」に繋がると信じています。

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