この長屋門は明治時代の建築ですが、最近腰板が剥げたり、ところどころ壁にひびがはいったりしてきました。 「壊して新しく立て直したほうがいい」という人もいましたが、愛着を持っている建物なので補修して使っていきたいと唐沢建設さんに相談したところ、「建物全体が老朽化しているので腰板や壁の補修だけでなく構造もしっかりしたものに補強すればずっと使っていけるだろう」と言う事でした。 それで腰板を貼り直し壁を塗り直しただけでなく建物の内側に何本も柱をたてて補強し、その間に板を貼りました。 改修が進むと、見違えるように綺麗になり、愛着を持っていた建物だけにとっても満足しました。
担当者コメント
LIXILリフォームショップ唐沢建設
痛みがはげしく、インにも崩れそうな長屋門でしたが、昔ながらの思い入れのある建物と言う事でリフォームする事に決まりました。 新しく内部に基礎を打ち、内壁でがっちり補強をしてから外部の解体を行いました。 昔と同じように腰板を貼り、土壁で仕上げ、新しく造り替えたような外観に思い入れを残したまま息を吹き返す事ができました。