両方のチームに勝たせてあげたい。

いつもの祈りにも似た気持である。

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異常気象の猛暑の中、

仙台育英高校が初優勝を飾った。

かつてない試練を乗り越え、優勝旗を掲げた選手たち。

選手の保護者でもない私も、

なんと熱いものがこみ上げる。

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特に野球が好きなわけではない。

またプロ野球ともなると、

スポーツというより

ゲーム的感覚を覚えるのは、

そのルールの所以だと思う。

イチロー選手と大谷正平選手くらいは知っているが、

高校野球のハイライト・シーンは、欠かせない。

毎回思うことは一つ。

全ての参加チームに

甲子園で、校歌を歌わせてあげたい。

長くても3年間しか優勝に挑戦できない

球児達は、青春の代名詞。

毎年、感動をありがとうと

テレビの前で泣いています。

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また、須江監督の信念が素晴らしい。

初優勝をかけた決勝戦なら、

多くの監督が勝利を最優先にしたであろう。

しかし、

勝利と選手育成の両面を追及し

「多くの選手が希望を持てるように」と

5名ほどの先発投手を育てることに

専心したという。

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（アメリカ大リーグ・エンジュエルス　大谷翔平 選手）

デトロイト・コメリカパーク球場　8月21日現地撮影）

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監督、選手、応援団・・etc。

全てのパワーの賜物です。

海外に、甲子園のような大会があるの

知りません。が、

私にとっての甲子園大会は、

スポーツを超えて

自分の果たせなかった1つの夢が投影されている。

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