母　　「『魏志倭人伝』に "東方に黒歯国あり"　

　　　て書かれてる。　日本のことかな？」

娘　　「たぶんね。」

母　　「縄文時代には "お歯黒"した埴輪も　

　　　作られたんだって。

　　　遠い昔は、西洋医学の治療が無かったから、　

　　　神社でお祓いしたり、

　　　東洋医学で、梅干しを患部に詰めたのよ。」

古今東西、虫歯にはおもろい話がつきものだ。

母　　「迷信というか、東洋的な虫歯治療は,

　　　つい最近まであったのよ。」

娘　　「？」

母　　「パパが子供のころ、

　　　お義母さんがパパの虫歯に

　　　正露丸を詰めたんだって。」

娘　　「効果はったの？」

母　　「あなたの虫歯の時も、

　　　同じことを強くススメられたから、　

　　　きっと効果があったのよ。」

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娘　　「あのね、正露丸のコマーシャルを、

　　　よく聴いてみて！」

母　　「ラッパのマークの正露丸・・でしょ？」

正直なお嬢様

　　　「今の話じゃ"ラッパのマーク"でなくて　　　

　　　"パッパラ・パー"のマークの正露○に

　　　なっちゃうよ！」

娘の虫歯らしきに、正露丸を詰めたかは否かは

口が裂けても言えません。

心にしまって、お墓の下まで持っていかねば。

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正露丸はロングセラーの家庭の常備薬です。

こんな失礼を書いて、申し訳ありません。

大○○薬さんへ。

　「これからも親子三代、

　末永く愛用させて頂きます。

　ありがとうございます。」

　

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