東京都 K様邸 2021年12月24日
築21年、某ハウスメーカー売り建て住宅の、水廻り一式改修工事におけるキッチン改修事例です。
キッチンは古くなったので、交換してほしいというご要望でした。
現況を拝見しますと、キッチンとリビングを合わせて約10.5畳の一室空間に様々なものが溢れ、特に冷蔵庫が部屋の中心に位置していること、キッチンがオープンになりすぎていることが気になりました。
奥様に話を聞くと、新築当時、予め決められていた開口部との取り合いの関係で、希望するキッチンの位置にはしてもらえなかったそうです。
それでは今回のキッチン交換を機に、理想の配置へと変更しましょうということになり、
具体的には、対面キッチンにレイアウト変更し、キッチンとリビングダイニングの領域を分けました。
収納場所も適所に確保し、見せたくないものは上手に隠せるように工夫を凝らしています。
リフォーム部位 | リビング、ダイニング、キッチン。浴室、洗面、階段室廊下、和室 |
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面積 | 10.5畳(キッチン+リビング) |
築年数 | 築21年 |
工期 | 1.5か月(浴室、洗面他改修含む) |
費用(税込) | 500〜1000万円 |
建物種別 | 戸建て |
家族構成 | 60代夫婦 |
担当者コメント
LIXILリフォームショップモノリス秀建 設計部 高橋あきら
水廻りのリフォームを行うタイミングはお住まいになってから十数年経過していることが一般的で、家の中のモノも増え、家族のライフスタイルの変化も伴い、お客様の多くが何がしかの不満をご自宅に抱えていらっしゃる一方で、「どこまでが改善可能なのか?」わからない方がほとんどです。今回の例では、古くなったキッチンの「交換」のみで、レイアウトを変更することは想定外のようでした。確かに事前の調査と作図、それから大事なご予算と共に、リフォーム内容を検討し、既存状況に合わせてミリ単位で収めてゆくリフォームは容易ではありませんが、リフォームの付加価値は高く、お客様の満足度につながると思います。