今日は天井の話を少しだけ。

　私たちが普段暮らすとき、天井にはクロスが貼られていたり、塗装されていたりします。

　そのクロスを貼るためには、野縁と言いまして、木材を約30cmピッチで組み、そこに約90cm×180cmの大きさの石膏ボードを張っています。

　ただ張っていますとは言っても、180cmもある大きな石膏ﾎﾞｰﾄﾞを大工さんたちは一人で押さえてﾋﾞｽで留めています。

　留めるための工夫もあります。

　天井ﾎﾞｰﾄﾞを仮で押さえるために、木材を大きくT字にして、それを天井を押さえるのに使っています。そして押さえている間にﾋﾞｽ留めしています。

　さらにﾎﾞｰﾄﾞを貼りながら、照明配線や天井点検口の開口･穴を開けていきます。

　大工さんたちの知恵です。

大工さんは皆さんひょうひょうとやっていますが、すごいんです。