今日はマンションにお住まいのOBさんから電話をいただき、お伺いしました。
この方色々ご自身でDIYされる方なんですが、さすがにこれだけはプロにお願いしないと、というその工事が内窓です。
内窓ってみなさんご存知ですかね。LIXILの商品で言うとインプラスというものになるのですが、今現在ついているサッシの部屋側にもう1つサッシをつけるというイメージです。メリットたくさん、デメリットが1つだけ。

まずはメリットから
・断熱効果が高くなる
外部の気温と室内の気温の熱ってどこから一番行き来するかご存知ですか？壁や床、天井には断熱材を入れますが唯一断熱材が入ってないところ、それがサッシの開口部になります。しかも通常のサッシって枠がアルミですよね。アルミだと熱を通しやすいのは一目瞭然だと思います。その点内窓は樹脂サッシと呼ばれるアルミの代わりに樹脂で囲ったサッシを使います。外部に直接接することがないからこそ使える素材です。正確な数字はまた今度の機会にしますが、アルミの樹脂の熱伝導率の違いぐらいはわかると思います。
・結露防止
断熱効果と結果的には同じかもしれませんが、現在お住まいの家のサッシが冬場になると結露するという方、内窓を付けることによって解消されますよ。
・防音効果が上がる
当たり前っちゃあ当たり前ですが、開口部にもう1つサッシが付くので防音効果は上がりますよね。ただ、音の感じ方って感覚的なものなので一概には言えませんが、線路の高架下が内窓を付けることによって図書館並みになると言われてます。先日付けられたお客様はお子様が受験生で音が気になるので、とのことでした。

次に唯一のデメリット
・手間
窓を開ける時に手前の内窓を開ける必要がある。で？てだけの話ですよね。

特にマンションは外部は共用部になっていることがほとんどなので、サッシを換えることができません。なので、マンションで開口部の断熱をするとなると内窓を付けるしかないのです。
今日のお客様は以前にも工事をさせていただいてるので、「金額はだいたいわかってるからとりあえず暑くなる前に早くつけて」とのことでした。
週明けにでも職人を連れてもう一度採寸して注文します。
また施工後の写真もアップしますね。