皆さんは佐原の大祭 関東三大山車祭りの一つと言われるお祭りをご存知ですか?
今年の夏祭りは7月11日から13日に安定したお天気のもと、盛大に行われていました。
同僚に絶対見たほうがいいと勧められ、千葉に越して14年、初の見物です。
山車の上に巨大な人形を飾り付け、佐原囃子の演奏で子供から年配の方まで多くの人々が参加。
狭い路地で行き交う様子、お互いの手踊り披露や山車を引き、向きを変えながら進む様子、
立ちふさがるように張り巡らされた電線を、都度人形を下げたり、みなさんの手でよけたりと協力しながら
進む様子が拝見でき、協力しながらお祭りを盛り上げる様子に感動しました。
中でも特にびっくりなのが、この八日市場地区の鯉。
今年リニューアルされたばかりという鯉の山車にピタリと後ろからラフター?! 何で?と、思わず口走っていたところ
親切な方に「線路を渡る時、架線に引っかかってしまうので鯉を一旦釣って戻すため」 と聞き、しばらく密着してみることに。
ラフターで釣り上げ、線路はみなさんの手で渡って、ふたたび山車に装着完了。夜には見られない発見や感動もあり
十分楽しめました。が、かなりお天気もよくて祭りに参加している方々には本当に過酷だったのではと心配です。
お囃子の方々も切れることなく演奏し続けていらっしゃいましたが、私と同様に感動する人も多いと思いますので、
ぜひぜひ次の世代に受け継いで行って欲しいです。
また、山車の周囲にはケヤキ材で彫刻を施してあり、素晴らしい!!関東彫というそうですが、
どれも同じ物がなく、緻密な細工を近くで見られてこちらにも感動!もっと見たかった~
残念ながら日中に行って帰ってきたので、10台の山車が揃ってライトアップされ、夕方に行われるのの字廻しは
拝見できなかったものの、十分発見もあり楽しめました。次回秋祭りの時には別の山車15台も出るそうなので、
ぜひ夜にも行って見たいところです。
コーディネーター つのい
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